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わが家の保護猫3兄妹を紹介します|チロ・ハナ・あかりとの暮らし

保護猫チロ・ハナ・あかり|わが家の保護猫3兄妹

チロとの出会いは、五島列島・福江島

チロと出会ったのは、今から約15年前。

当時、私は仕事で長崎県の五島列島・福江島に勤務していました。

ある日、職場の事務所に、小さな子猫がフラフラと歩いて入ってきました。

まだ掌に乗るくらいの、本当に小さな猫でした。

何度か外へ連れて行き、「これでもう、どこかへ行ったかな」と思っていたのですが――。

昼休みになって私が職場から外へ出ると、その子猫が、まるで私が出てくるのを待っていたかのように寄ってきたのです。

そのとき、何となく「これは縁なのかな」と感じました。

そして、当時暮らしていた宿舎で、その子猫を飼うことにしました。

それが、チロとの暮らしの始まりです。

ところが、その後まもなく、私は東京への異動が決まりました。

もちろん、チロも一緒です。

飛行機でチロを東京へ連れて行き、東京都世田谷区の小さなペット可のアパートで、二人の東京生活が始まりました。

それから約7年間。

東京で一緒に暮らしたチロを連れて、私は故郷の長崎へ戻ってきました。

福江島から東京へ。そして東京から長崎へ。

振り返ってみれば、チロはずっと私の人生のそばにいました。

あの日、職場の事務所にフラフラと入ってきた掌ほどの小さな子猫が、まさかこんなに長い付き合いになるとは、もちろん当時の私は知る由もありませんでした。

そして、今のチロ

小さい頃のチロは、とにかく「かまってちゃん」でした。

私のそばに来ては相手をしてほしがる、まだまだ甘えん坊の子猫。

ところが、あれから約15年。

今では、あの頃の面影はどこへやら(笑)。

すっかり貫禄がついて、わが家の先住猫らしくどっしりと構える存在になりました。

福江島で掌に乗るほど小さかったチロも、今では立派なおじいちゃん猫です。

東京での7年間も、長崎へ戻ってからの日々も、ずっと一緒に過ごしてきました。

考えてみれば、チロは単に「飼っている猫」というより、私の人生のかなり長い時間を一緒に歩いてきた相棒なのかもしれません。

現在のチロ|福江島で保護したキジトラ猫

全盲のハナとの出会い

ハナをわが家に迎えたのは、2023年4月16日のことです。

当時、自宅の庭には何匹かの猫がさまよっていました。その中の一匹が、ハナでした。

あるとき、私が近くにいてもハナがほとんど反応しないことに気づきました。

「おかしいな」と思って様子を見ていて、初めて気づきました。

ハナは目が見えていなかったのです。

全盲の状態で、この子はどうやって外で生きてきたのだろう。

そう考えると、このままにはしておけませんでした。

「この子を保護して、私がハナの目になってあげよう」

そう思い、市内の獣医の先生にハナの捕獲をお願いすることにしました。

無事に捕獲されたハナは、病院で去勢手術を受け、その後、わが家の家族になりました。

ところが、ハナは出てこない

これで一安心――とはいきませんでした。

ここからが大変でした。

ハナは、まったく私に懐いてくれません。

家の中にある冷蔵庫と壁のわずかな隙間に入り込み、そこから出てこなくなってしまったのです。

無理に引っ張り出すわけにもいきません。

そこで、ハナが安心して過ごせるように、トイレ、水、ご飯を用意し、私は別の部屋で過ごすことにしました。

朝だけ様子を見る。

そんな生活をしばらく続けました。

そして、約1か月。

少しずつ、ハナが私を受け入れてくれるようになりました。

それからのハナは――あの1か月は何だったのかと思うくらい(笑)、むしろ私にべったり。

今ではすっかり、わが家の大切な家族です。

全盲のハナが、子猫の「親」に

そして、ハナにはもう一つ、私が忘れられない出来事があります。

ハナを迎えてからしばらくして、私は一匹の三毛の子猫を保護しました。

その子は幸い里親さんが見つかり、現在はわが家にはいません。

その三毛の子猫がいた頃のことです。

驚いたことに、ハナがその子の親代わりになってくれました。

目が見えないハナが、小さな子猫を大事にして、まるで自分の子どものように面倒を見てくれたのです。

外で全盲のまま生きていたハナ。

わが家に来た当初は、冷蔵庫と壁の隙間から出てくることさえできなかったハナ。

そんなハナが、今度は自分より小さな命を守ろうとしている。

あの姿を見たときは、本当に感動しました。

私は「この子の目になってあげよう」と思ってハナを迎えました。

でも今振り返ると、ハナから教えてもらったことの方が、ずっと多いのかもしれません。

我が家で暮らす全盲の保護猫ハナ

末っ子「あかり」との出会い

あかりをわが家に迎えたのは、2025年3月20日のことです。

まだ寒さの残る初春でした。

自宅の庭に、一匹の子猫が遊びに来ていました。

よく見ると、その子の目の周りは目ヤニで覆われています。

「もしかすると、猫風邪かもしれない」

そう思った私は、この子を放っておくことができず、捕獲器を使って保護することにしました。

それから何度か動物病院へ通いました。

左目は点眼治療ですぐに良くなったのですが、どうしても右目だけが治りません。

そこで病院で詳しく検査してもらったところ、右目はカラスのような鳥のくちばしで突かれた可能性があるとのことでした。

検査の結果、右目は光すら感じていないことも分かりました。

「あかり」という名前に込めた願い

右目は見えない。

でも、左目は見える。

だったら、この子にはこれから、わが家で元気に生きていってほしい。

そして――

この子が、うちの猫たちに光を与えてくれる「あかり」になってほしい。

そんな願いを込めて、私はこの子を**「あかり」**と名付けました。

片方の目が見えなくても、あかり本人はそんなことを気にしていないようです。

今ではすっかり、わが家の末っ子として暮らしています。

チロ、ハナ、そしてあかり。

年齢も、生まれ育った環境も、わが家へやって来た経緯も、それぞれ違います。

でも今は、みんな同じ家で暮らす大切な家族です。

ちなみに、このあかり。

実は数か月前、一週間ほど家から脱走するという大事件を起こしました。

幸い、無事に帰ってきてくれました。

あれは完全に私のミスでした。

その一週間に何があったのか――。

この話は、また別の記事で書きたいと思います。


猫ベッドで安心して眠る保護猫あかり

3匹と一緒に、これからも

チロ、ハナ、あかり。

出会った場所も、わが家にやって来た理由も、それぞれ違います。

でも、今では3匹とも、私にとってかけがえのない家族です。

猫たちとの暮らしは、楽しいことばかりではありません。心配したり、困ったり、ときには「どうしたらいいんだろう」と悩むこともあります。

それでも、この子たちと出会えてよかった。

私は心からそう思っています。

このブログでは、これからチロ、ハナ、あかりとの毎日の出来事はもちろん、長崎の猫たちのこと、保護猫のこと、そして一匹でも多くの猫が安心して暮らせるために私なりにできることを書いていきたいと思います。

これからも、3匹ともども「ながさき保護ねこ日記」をよろしくお願いします。

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この記事を書いた人

長崎市で、チロ・ハナ・あかりの3匹の猫と暮らしています。

猫がただ殺処分されないだけでなく、安心して眠り、ご飯を食べ、できれば愛してくれる家族と幸せに暮らせる街になってほしい。

そんな思いから「ながさき保護ねこ日記」を始めました。

長崎の猫たちや保護猫・地域猫のこと、わが家の猫たちとの暮らしを綴っていきます。

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